第13回春野地域協議会 平成21年度最終 3月24日(1/3)
行政からの報告事項が3点。委員からの質問や提案が5点で16項目。
報告事項は
・消防団員の年報酬、費用弁償及び退職報償金の統一について
旧12市町村でばらばらだったのが、やっと統一。
報酬額が2-3倍差があったので、なかなか統一しにくかったみたいです。
各支団長間で話し合った結果なので特にコメントはないです。
金額は平成19年の国の基準額を参考に方面隊長のみ独自の算出になっています。
春野では、待遇がよくなります。
・生活用水応援事業
水の宅配サービス。
渇水や濁水があった場合、2トン車で水を運搬するサービスです・
利用者は水料金として1m3あたり210円+運搬費1回当たり500円を負担します。
水道は基本インフラで、浜松市になってから、整備が加速していて頼もしいです。
背景としては、中山間地では上水道事業、簡易水道事業及び公設飲料水供給施設の給水区域に取り込むことが困難な小規模水道施設を、水道組合や個人で維持管理しているものの、人口の減少や高齢化で、十分な維持管理が困難なことがあります。
こうした小規模水道施設は、天竜区+引佐で379箇所、447世帯、1,299人が対象でいるそうです。
修繕や濁りをとる簡易浄水装置など、5万以上の事業に8割補助。点検なども5割補助の支援事業も行うそうです。
・平成21年度当初予算における新市建設計画搭載主要事業の状況
新市建設計画は10年計画の前期が終わり、見直しの時期にきているとのこと。
合併時に旧市町村で取り組んできたことのうち、必要なものを盛り込んだわけですが、
社会情勢の変化もあり、ゼロベースでの見直しになりそうです。
ちなみに304件中7件が旧春野町に関するものですから、件数事業費ともに、それ相応な計画だったと思うのですが。
でも、そういう全体的なバランスは抜きに、箱物とかたたきやすいところをたたくものです。
1.公営タクシー運行事業 特区的に始めた事業ですが、これは確実に着工されています。
2.移動通信用鉄塔施設整備事業 未着手。でも事業者サイドの努力でエリアは拡大していますね。
3.飲料水供給施設の整備拡充 着実にすすんでいます。
4.Z記念館整備事業 未着手
5.すみれの里ミュージアム構想 未着手
6.はるのしあわせ村整備事業 未着手。ただし、その一部機能は別の事業として進行中。
7.庁舎建設・解体 完了。何度も書きますが、これは春野町時代に積み上げたお金でほぼまかなったものです。
4.5.6.(温泉とか含めた構想)は、いわゆる箱物で、箱物は市の方針としてはやらない方向のようですから。
もっとも委員の認識でもこれらの優先順位は低いと思われます。
少なくとも私は見直し再検討をして、他の事業を優先したほうがいいと思っています。
以上のように、今回もそうですが、この一年は諮問事項は激減、報告事項もそこそこです。
そこで、委員の質問や問題提起の場が拡大しています。(つづく)