平成20年2月29日
龍山森林文化会館のホールで開催でした。
今回は予算が出てきましたので、1.5センチほどのボリュームです。
1.自動交付機導入のお知らせ
平成20年4月1日から 平日午前9時から午後7時 土日祝日午前9時から午後5時(年末年始を除く)
市民カードで住民票、戸籍証明、印鑑証明、税証明、外国人登録原票記載事項証明書(本人の証明書のみ)など。
事前に暗証番号と指紋情報の登録が必要(現在受け付けしている)。
→指紋で認証するようですね。
2.天竜区の課題について
「森林・林業再生に向けての施策」
若い人が定着できるような施策は必要という意見あり。
天竜林業高校という専門校の特色を生かす事業はぜひ継続してほしいという意見あり。
→この課題については3回目ということもあって、盛り上がりに欠けてたかも。
やる人がいなくなっては、崩壊を待つのみなので、なるべく技術者を危険のない状態で確保したいものです。
森林・林業については、
△以前より面積的に拡大した補助△
の一方で
▼距離が伸びた硬直化した行政のために書類は増えた▼
書類が多くなる>行政コストの増大なわけです。
春野町のときならば、身近だからやらなくていい書類が、本庁が遠いために、書類で確認しなければならない。
こういう地味な行革ってどうなっているのでしょうね。
書類といえば例えば私の近くの山の道が市道になっているわけですが、その市道の下を自分の水道管が横断しています。
これを5年に一度チェックするようになっています。それが書類+郵送で確認書がくるわけです。
これは必要といえば必要だけど、なんだかなあと思うのが市井の人間の思いです。
「道路整備の促進」
整備している道路の一覧表が提示されました。
行政のほうから「優先するものがあれば言ってくれれば」という問いかけがありました。
→私は、天竜区にとっても他区にとっても、まずは飛竜大橋と船明をつなぐバイパスが最優先だと思って以前から主張しているので、「ボトルネックになっているのがこのバイパス区間で、これを優先してほしい」と発言しました。
他の人は、『どの道路も重要だから全部やってほしいが』という前置きをつけて、優先するなら。。。
という風な発言をされていました。私は維持管理、崩落などの危険部位の予防などは必要だと思いますが、道路はあまり優先順位が高くないです。
ただし、あと20年もすれば、既存の橋や道路も立て直す必要があります。そのときに、
『日本人の緻密な工事技術が残っていること』
実は行政で図面が読める人が少なくなっている(現場から離れているため)ために、図面でチェックが出来ない。
その結果設計もいい加減。図面が間違っていたり不備があるのが多くなっている。
しかも現場でも監督できる人が少なくなっている(単純作業では育たない)ために、図面どおり作って作り直しもありえる。
以前なら勝手に教育されてきたことが、効率化の名の下、教育機会も遺失してしまった。
これをちゃんとしていかないと、大変なことになります。
伊勢神宮の遷宮は何でやるのかということです。
天竜区としては、例えば災害があったとき地元の企業がすぐに直してくれていたようなことや、なんと言っても建設業は重要な雇用先であるので、そこそこは必要だと思うわけです。
次に
・『地域協議会の存続について』
(つづく)