3/24、午後1:30~4:30まで。熱心な議論に終始しました。特に後半。
○答申
天竜流域茶品評会事業の廃止及び浜松市茶品評会への統合について
統合により122000円の経費節減
茶品評会の位置づけを高める
浜松市の均衡ある製茶技術の向上を図る
出品者の意識の変化
→茶業者に何人か聞いてみたところ、特に反対意見も無しだったので、この諮問内容でよい旨を発言した。
ただし、こういう品評会がなくなることでの産地アピール力の低下を懸念する意見もあったことを伝えた。
実は春野茶や天竜茶は、産地ブランドとして確立されつつある。昨年は世界緑茶コンテストで最高金賞を春野で2点取っており、また有機栽培茶も質量ともに有機=春野のポジションを確立している。その中で、品評会としては上位の全国や県の志向があり、実際毎年上位入賞を果たしている。狙いがそこであるため、この天竜流域茶品評会は、位置づけが微妙である。(たしか荷口品評会といって、他のように品評会向けの栽培製造ではなく、実際に販売実績があるものという荒茶の品評会だったとは思う。また、経費はJA等、他からも出ているはず。)
品評会の意義として、製茶技術の向上と産地としてのアピールの場などがあると思う。このうち前者はむしろ統合したほうがよい。後者は、27万円の経費以上の効果はあったと思うが、それは検証されてもよいと思う。
また提案として、この位置づけも含め、対象農家とともに、あり方について一度議論したほうがいいと発言した。例えば15万ずつ別々に行うことに意味があるかもしれないし、廃止も視野にいれてもいいかもしれない。袋井のように消費者に判断してもらうやり方もあるし、要は目的や効果をもっと考えた方がいいのではないかと思う。
(これに関しては判断できる人が委員の中では私しかいないので私の意見のみです)
○報告事項
平成20年度当初予算における新市建設計画登載主要事業の状況
春野固有のものとしては以下のとおり
公営タクシー運行事業(実行中)
移動通信用鉄塔施設整備事業(未着手)H20もなし
飲料水供給施設の整備拡充(実行中)計画事業費に対しては50%強ではあるが、進んでいる。
「Z」(片山豊)記念館整備事業(未着手)
すみれの里ミュージアム整備事業(未着手)
はるのしあわせ村整備事業(計画事業費は計上されているが未着手)
公有財産総括管理(庁舎建設、旧庁舎・総合センター解体)(済)当初計画より7千万円ほど少なく終了。
→「Z」やすみれなどは、春野のまちづくりの一環として進めてきたもので、こうした夢なり春野の価値を創造する施策を提案できたことは、数年前の町長や議会や役場としてはGJであったと思います。ただし、行政の方も言ってましたが、現状では費用対効果など厳しく求められる時代の変化もあり、
実は現在の地域協議会の委員の大半は、これらの事業に関しては優先順位が低いあるいは見直してもいいと考えています。地元の人も同様の意見が多いので、おそらく実行されることはないでしょう。行革を掲げる人が槍玉にあげやすい箱モノですが、現場はちゃんと考えているので、下手に刺激しないでほしいものです。
○報告事項
浜松市の危機管理について
対応のマニュアル。
→迅速な対応を。重要ですが、意見としてはなんともいえませんでした。想定も多岐にわたり、例えば中山間地の土砂崩れやダムの決壊などもあります。いろんな想定をしておくことは重要で、迅速な対応ができることでしょう。
(つづく)