相模原市については、公式WEBや観光みても、地図がなく全体像が分からないので、こんな時には
WIKI。町田市に接する東京のベットタウン+水源という感じを受けます。合併に関しての様子まで詳細にありました。
さて、こちらからは、行政+会長と副会長と私が出席しました。私は委員への参加の呼びかけに対しての自主的な参加です。公募でしがらみが少ない私だから言えることもあるかと。そして、松本屋さんのふわふわ厚焼き玉子が入ったお弁当を食べながら、春野の茶を堪能していただくべく、お茶くみをいたしました。
会長は町議会議長も務め合併協議会から今までの精通しているので、よどみなく回答。副会長は自治会連合会長や福祉協議会など精通していますので、こちらを担当。私は、ごく庶民的若者的視点からの位置になりました。
ご質問から抜粋
・Q 政令市移行へもシュミレーションとか国道や県道の管理を含めてあったのか。
A ありました。(補足:道路財源だけで200億くらい足りなくなるというのもありましたね)
・Q 一市多制度やクラスター型とは
A 市長が変わって基本は一市一制度で個性は残す方針転換あり。
春野なら天狗とかすみれとか日本一きれいな川をめざすとかイベントとかいう個性は残す。
国保や幼稚園など、地域づくりの重点項目での個性ではあるけれども、
こういう基本的部分は統一の方針でいくと。
・Q 川原に広い駐車場があるがイベントか何かやるのか、それだけたくさんの方がこられるのか。
A 第33回を迎えるはるの産業まつり+農協祭についての説明。
(補足:このイベントに対する経費のうち、800万円は市からの補助です。
これは春野地域自治センターで取り扱っている予算の約3割です。)
・Q 合併前に春野町役場H17.4.1. 8課2局1室→政令市移行時H19.4.1. 3課 31人→政令市移行一年目 2課 28人
となっていて、サービスの低下はないのか。
A(私) 実例を挙げると、公共事業の不備で事故があって危険回避の対策が必要でも、お金がないのが現実。以前の役場という完結した機能があれば、対応もなにかしら可能であった。
また、出先機関にはしないといいながらも、何につけても区や本庁に電話やFAXでお伺い。業務が遅延あるいは窓口が混むことも。
(前市長のときは)水平的思考を盛んに強調していた。
本庁-議会-地域自治区-地域協議会-住民など、もちろん権限も責任も違うが、立場は同等だと。今は「附属機関」と強調され、ピラミッド構造で「上」でいらんといえばお前ら要らないという感じや、下部機関で行政の下請け諮問機関のような扱いに感じることがある。あくまで感触ですが。
(補足:本来フラット化は権限や判断はなるべく現場に任せるべきなのに。
むしろ判断を上に任せる、現場の無責任化が起こっている。
メリットとしては現場の独断専行や判断ミスを防ぐ面があるが、
デメリットは現場の士気が下がる、現場の知恵が生かされない、
必要ない机上の空論のために余分なコストが行政にも民間にもかかる、
現場のプロ・専門官が育たないので設計ミスを見抜けない。
ここらあたり、民間の形だけ真似しているからこうなる。経営能力の問題。)
・Q 公共交通について
A 行政担当者からコミュニティバスの説明
・Q 町役場が直接関与する形での任意団体があったと思うが、現在の活動は。また自主活動の様子は。
A 今もそれぞれ任意団体は活動している。NPOなども誕生している。
(補足:ここらへん痛いなあ。以前は必要な組織は行政と住民と二人三脚で動かしてきたのも事実で、
行政の関与が少なくなることで住民が出来る範囲に活動をするようにもなっていますし。
都市部なら、全部行政がやって当然のことを春野でやろうとすれば莫大な予算がかかることも
ありますが、現在はその方向で進んでいます。)
・Q 独自の活性化とか図っているのか。
A 新市建設計画に沿って行っている
(補足:新市建設計画には、WS、パブコメ、アンケートなど住民が創った面がある。
また、まちづくりで区役所で3000万円の独自予算があるので、知恵を出し合うことは可能。)
・Q 合併のパンフレットには対等精神とあるが、実際はどうか。
A 浜松市は大きいので無理だろうと思ったが、リップサービス的なこともあったのでは。
・Q 広報の効果は
A 地域協議会は認知されていても活動内容が伝わりにくいので広報をしています。
(補足:これも私たちの課題ですね。)
・Q 老人会や福祉協議会は?
A 人数と助成金の削減で大変厳しい。事業をしているので末端を厚くと要望しているが、理解が得られない。
とまあ、こんな感じでした。みなさん熱心でした。