090123 第10回春野地域協議会
・ 諮問事項
保育ママ事業
→保育ママ利用料の負担増はあるものの、保育園に通うのと同等な金額であることと、所得に応じた措置があること。
保育ママの日当や待遇の改善になること。
広報を行って周知させることなどメリットも多いので諮問どおり。
・ 渥美委員の提案
将来を考える担い手を発掘させるための仕組みをつくったらどうか。
農林業の担い手受け入れの現状説明。
天野委員より15年前に活動した組織やその後のスプリングフィールドの活動を紹介。
やる気になる人がいれば話が進みやすいことを紹介。
渥美委員:各委員から紹介してもらったり誘ってもらって組織をつくったらどうかと提案
そのあたりのアクションプランを提示したらどうかと議長より斡旋。
・私より合併後の良かった点の検討
合併していいことないということが一般的に言われるが、春野の閉塞感の一因になっている。
良かった点を提示することで、この点を改善したい。
所長:合併前と今とでは条件が違い、一概に良い悪いはいいにくい。
1/3に人が減ったことで、マンパワー的には実質的なサービスは低下しているはず。
クレー射撃場の処理など、浜松市だから出来たことがある。
合併して大きくなったことで良さを引き出すことに集中したほうがいい。
天野委員:合併時、税収などのシュミレーションの詳細までは出なかった。
職員数の数とか。総括はH23以降のもっと減ったときがいいのでは。
事務局:法定事務は変わりないが、自治事務は変化がある。
合併時税収の試算などはある程度行い、分かる範囲で公表してきた。
岡本委員:森林において浜松市に森林の部局が出来、流域の一体化が図れた。
片桐委員:教育に関して
市独自の教育の仕組み、学習支援員や新卒指導員など決め細やかに
学校の経営面で校長の主体性強く求められる。
情報量が多くなった。
天竜や浜北の職員が多くなった
一校3年から6年に伸び、腰をすえてじっくりやるため替わる職員の減少
多くの交流が可能になった。
今後は農や林や商の仕掛けは必要。
松本委員:合併前後で比較するのではなく、より大きな視点で評価すべき。
お互いより良い共生関係を構築する。
1.木造家屋の需要を満たす
2.介護施設の誘致とモデルタウン
3.新移住者受け入れ態勢
4.職員の活動範囲が広がり、新しい意見を入れる。
やる気のある地域には事業がやりやすくなった。
まとめ:合併での良かった点は他に
職員給与の据え置き
春野中学校体育館新設
スクールバスの無料化
消防団の待遇改善
水道のインフラ整備の推進
下水道料金の据え置き
図書館の利便性
子どもの医療費
いろいろな会議の出役減少(役場との距離、市民共同の後退)
ゴミ袋が安くなった。
こうした細かなメリットの積み上げよりも、合併して大きくなったメリットを生かすことに集中させること、そのポイントを整理し、住民が生かしていく意識や努力ができるように支援することで、合併の不安解消と閉塞感を打ち破る。
(終)