080703 教育について

080703 第3回天竜区協議会-5/6

 地域協議会の今までの経緯をみてみると、教育に関心が高い。
他の事に関しては、意見はいろいろでても、最終的には統合もやむなしということで答申してきた地域でも、より意見が出るし、教育の中でも、中学校の家や海外事業など納得できるものは問題もなかったが、統廃合とか保育料とか、論理が強引であるものに対しては、極めて厳しい対応になった。

 というわけで、規模適正化という言葉自体に過剰反応してしまうのは当然といえば当然。
統合の事務事業をみていくと、他地区に比べて山間部は特に教育と高齢者福祉に手厚くしてきたと思う。
地域で守る育てるという意識も当然のごとくあったわけで、まだそうして育ててくれたから次世代にもという意識がある。
だから大半が当事者ではない委員からも、厳しい意見が出てくるのは当然だ。

 (閑話休題)
教育と高齢者福祉だが、旧春野町での自主財源分ではいずれかひとつをするくらいしかなかった。
だから国からの交付金等でまかなうことになる。
子供を育てる、教育行政にはお金がかかる。
そうして育て投資した子供たちの大半は、都市部で働いていてそちらで税金を納める。
高齢者福祉。その子供たちは都市部に住みそちらで税金を納める。

 お金だけあればいいものではない。
子供を育てるのは地域力も必要。
高齢者が暮らすには、地域の維持が必要。
その地域の維持に必要な活動を担うのは、地域に残った人たち。
 (終)

 限られた予算の中で、工夫して行ってきた事業であり、維持してきた仕組みだから、
全くの非効率でもないし、地域の事情も反映している面も多々あるわけで、
それを、よく分かってない、ヤブ医者もどきに執刀させるのはいやなんです。

 というわけで、現在教育委員会では地域で意見を聴いていますが、私の地区でもこの間の参観会の後、ヒアリングがあったみたいですが、その姿勢を支持したいと思っています。


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