080725 春野地域協議会 2/5
農業委員会の組織再編。
ウィキによると浜松市は現在4つに分かれている。それを1つにしようということです。
現在公選委員が4つ合計で93名います。選任委員が29名です。この他調査員が159名います。
これを一つにすることで、公選委員40名(定員上限)、選任委員10名(定員4名以上)になります。
それではカバーできないので調査員を239名任命すると。
事務局が一括されるのですが、あらたに3つの農地部会が置かれるので、その事務局は3箇所になる。
というわけで、農業委員会は一つになるのですが、
活動自体は、3つの管区(中区・東区・南区・西区)(北区)(浜北区・天竜区)に分かれて行うと。
調査員というのは
浜松市独自の制度とのことで、
農業委員の推薦で、農業委員会長が委嘱、農地法に関する許可案件の調査、農業者年金の加入促進、農用地の利用促進
などを行うものの、議決権はないそうです。
→特別、問題ないと思いますがいかがでしょう。
私は国民の大切な食料を生産するという公共的な視点から、ちゃんと機能してくれればいいと思います。
現在食糧も、肥料も、飼料も、買い負けしています。
例えば硫安など、輸入どころか日本で生産しているものが輸出されています。
肥料などは他国に比べると安すぎるきらいがあるのですが安易に価格転嫁できない構造、賃金抑制による内需の冷え込み、
外部要因では、輸出国が気象条件の悪化で不作で、オマケに肥料も農産物も規制をかけている。
などで、以前はお金に任せて買っていたのに、買えなくなっています。
ということで、これ以上優良農地を減らすと、同時に利用促進して遊休地も有効利用しないと、
将来かなりまずいことになるので、農業委員会には期待するところです。
(つづく)