浜松市都市計画マスタープランの第1回ワークショップ 2008.8.10.浜松市役所101会議室
浜松市役所で開催。高校の恩師と同級生に会いました。
天竜区は総合計画の時のよりも10歳くらい平均年齢が下がったかと思います。
他の区に比べると、明らかに若いです。
基調講演で都市計画の全体の概要とか最近の流れとかを説明。
その後の質疑応答で、
・陳情を始める人。詳細なことを聞き始める人。
・行政への文句を言う人
・20年後とかどうなるか分からないから行政がどう考えているかを聞く人。
・自己紹介で声が小さいと怒鳴る人。
あの~、ワークショップって分かっているんでしょうか???
今回は現在の行政的には正解といった回答を得るためにやることではないし、
都市計画を全部、つくるわけでもない。
もうちょっと気楽に生活している視点からやればいいと思うのですが。
・コンパクトシティとか横文字が多いと分かりにくい→そういう意見も以前あったので現在検討中だが、なかなかいい言葉が見つからない
・自家用車依存からの脱却は産業的に難しいのでは→過度の依存はしないということと、自動車を持たない交通弱者への配慮をという意味。
・20年後の姿という意味は→それがトレンドなので。
気づいたこと。
・職員さんは、以前は自ら都市計画とか作っていたのかな。それはそれで行政の論理になったり、市民の感覚からはずれることもあったとしても、公という理念や専門性が磨かれる場やモチベーションにもなっていたと思う。今はコンサルタントに出し、市民の意見を聞くというのはいいけれども、あまりにも他人任せの感じが、質問の回答を聞いても感じます。
・一方で天竜区のファシリテーターの職員さんは、その点は意識しているみたい。これからが楽しみです。
・市民は行政と迎合するものではないが、対立するものでもないと思います。
・開催の目的や位置づけは計画を立てる上で、生活者としての身近な立場からまちづくりを考えることであり、自律的に、自らの意見を気軽に出すことが必要だと思います。だから、行政の意見をただすとか、劣化した議員の真似事をしては駄目だとは思います。
・今回は中山間地は外してあるが、中山間地対策と都市計画との整合性や、過疎法が失効した場合の対策と計画との関連性はどうするのかな。いわゆる都市計画の論理や法律で適応されても困るけれども、整合性がないのはせっかくの浜松市なのにという思いがある。
・水や森林など、ほっとけばただで供給されるという前提で組まれている都市計画である。ここは強く言って、修正を促したい。
そんな質問で若干遅れながら休憩を挟み、第二部のグループワークに突入。
ここでワークショップの目的と進め方の説明がありました。
こういうのは役割分担をして、目的、それに至る方法、スケジュールということをするのが基本ですので、
それらがまとまっています。これ以上簡単ではないほど、字は大きく簡潔に書かれていますが、
問題はどう行動するかが、分からないかもしれないなと思います。
こういうのは慣れなので、少しずつ創っていくことですね。
・自己紹介と自分の住んでいるところ。
(今回は二俣市街地に3名、天竜川沿いに3名、私が一名)
・地域協議会からの推薦が多いです。
・区の現状特性についての勉強。(つづく)