080818 地域協議会の代替機関

 080818 第5回春野地域協議会-1

 8月は中山間地対策の意見募集という重要な局面なので、18日と25日の2回開催を希望し、そうなりました。
会長と清水委員と片桐委員は所用で欠席です。

 本日、自衛隊のヘリがぶんぶんしていましたが、ドラマの撮影のようです。
勝坂で、19日の午後5時に救助の撮影、20日は旧小学校校舎内にて撮影の模様。
高橋さんの曲が、挿入歌で入るといいのにねえ。

 活発な意見が出ましたが、それは次回にして、新聞記事から。

 静岡新聞8月15日の記事によると、平成22年3月に廃止方針の地域協議会ですが、存続要望を反映して、任意団体の「コンミュニティ協議会(仮称)」を創設するそうです。地域の声をすくい上げると。
メンバーは自治会やNPOなど地域団体の代表らを想定している。
当局の支援体制などは現委員の意見を聞きながら詰める方針。

 詳細は次回25日に説明があるそうです。

 私の感想。新聞記事と今までの説明を聞いている限りでは、「カッコウだけ」「形だけ」ですね。
メンバーも代わり映えしない。というか公募が入っていないので後退。

 今までもこういう組織ありました。どこが違うのでしょうか?

 いまだに、マニュフェストの「二重構造」の意味を明快に市長から聞いた職員がいないということに、結論が如実に現れています。「たぶん市長はこういう意味だろう」とか「文面から読み取ると」とか言われても、マニュフェストでてからどんだけ時間が経っているのですか。そんなんで、納得しろですから。

 説明に来た本庁の若い職員さんにも、水窪のとき言っていることですが、再度書きますと、そのようなボランティアの「任意団体」は、すでに山ほどやっているのです。それこそ「二重構造」どころか、「20構造」ですよ。しかしながら、そのような「任意団体」の維持や効果は、極めて限定的というか限界があるのを、私たちは実感しつつ、それでも現場で手弁当で実践しているのです。それを「やり方は紹介しますよ」「他地域の例を紹介しますよ」なんて机上のこと言われても、一応法的に裏づけがあり、仕組みや熱意や魂がこもっている現状の地域協議会より、劣化あるいは骨抜き以外に何ができるのか。


 実は私自身の考えでは、今地域協議会で出来ない壁も越えられる一手になる可能性はある。その期待はあるものの、今の市民と行政の実力、地域資源(人)、民度の熟成、そして失うものは大きさ、それを肌で感じていて、その上で今以上に難しいことをやろうとするのに、それに挑む心積もりや本気はあるのでしょうか。というよりも、それが出来るのなら、今すぐやりましょうよ。こっちもボランティアなんだから、職員さんもボランティアで残業してやればいい話でしょ。今すぐやりましょうよ。本庁の職員は毎晩1時間かけて天竜区の各地域でやるようにすればいいじゃないですか。そういう試行も行ったうえでの制度設計なんでしょうね。

 協議会の事務局は、会の招集や運営、連絡、情報提供、情報整理、広報などを行っているわけですが、こうしたことなしに、継続的に市民の民意を代表する形で、ボランティアで継続していくと。法的な裏づけもないわけで。


 30年もすると春野町出身の職員もほとんどいなくなるしね。
後はNUMOの公募に応募という選択肢しか残らないのかね。(つづく)


同じカテゴリー(春野地域協議会)の記事
あとがき
あとがき(2010-12-06 20:56)

2年間延長
2年間延長(2009-04-24 23:58)

次回24日
次回24日(2009-04-21 23:23)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
080818 地域協議会の代替機関
    コメント(0)