過疎集落活性化事業
春野産業まつり助成事業+すこやかまつり開催事業
ともに地域自治区まちづくり事業の3割を超える割合を占めています。
ということは、まちづくりの要かという風にみられても仕方ないのではないでしょうか。
過疎集落活性化事業は、地域の固有事業として新浜松市でも認められたものです。
春野町の頃、一番過疎化が振興している3地域に対して活力のあるうちに元気を出そうということで行ったもので、
理屈としては川上が寂れるとその次はより川下の集落が寂れるので、その川上に元気をということです。
3集落のうち、他集落は施設をつくると管理が大変ということで、ソフト事業を選びました。
勝坂神楽の里は、勝坂地域に宿泊と体験が出来る施設が建てられました。
地元の人が管理組合をつくって運営してきましたが、高齢化もあり続けられなくなりました。
そこで、指定管理者制度に移行したものです。施設は市で管理、運営を任せるものです。
本年は4月の終わりから11月の終わりまで、土曜日曜と祝日、夏休み期間に開いています。
98日なので年間稼働率27%弱ですね。
山小屋はキッチンまでついていいのですが、キャンプとか水遊びとかがメインですから夏に特化されます。
環境衛生・清掃管理・警備業務など建物に関するあらゆる管理をしている会社が指定管理者になっていまして、
ジャズのイベントとかやったり、他の業務に宣伝を載せることで全国に発信できるとか、会社の方から聞きました。
で、非常に言いにくいのですが、これも考え直す時期ではないかと。
もう既に役割を終えてしまったのではないかと思うのです。
もちろん、この経費を削っても、なくなるだけで他に流用はできないでしょう。新規事業は全部却下ですから。
次に春野産業まつり助成事業+すこやかまつり開催事業
これは、2万人弱が春野にくる一大イベントですから、それなりの効果はあると思っています。
ただし、イベント屋に○投げで、PA機材とテント、マスコミでの宣伝広告はできるが、あとはタレントとかキャラクターショーを呼んでくるくらいで、
ステージはほとんど地元の人が何かしらやることで埋めてる状態。そこに500万ほど
使えない「ミスはるの」をやめるように、去年から反対していて、東畑会長も廃止に動いたのに、どういうわけか続けることにしたらしい。
あれだけで500万のうち100万くらい使う。空気の読めない人間がいるらしいので、今度調べて公表することにします。
(その4)自治会振興費 1758.9万円
これは、浜松市から言えば高すぎるそうですね。
議会でいろいろ議論しているみたいですが。
例えば道路の整備とか配布物の回覧などの委託費用なわけですが、
本庁の考えでは、道路整備は市でやればいいという、配布物は隣近所が近くて歩きで出来る市内と同等にしろと。
はっきり言って、自治会に委託することで安くすんでいるという、山間地の広域だからの事情があるのです。
今風に言えば、まさに市民協働と言ってもいい関係。それをなくすというのだから、いかにセンスがないか。
行政の効率をよくするとか言っていますが、本庁の言う通りにすれば、何十倍の予算になるでしょうね。
こんなことを言っているから、不信感がぬぐえないのです。
任せるわけには行かない、地域自治区を残すほうがかえって効率はよくなるということになる。
もっとも、議会とかで、「山間地は住むべきではない」という決議がされたなら、民意として従いますが。