071127 第8回春野地域協議会-2

諮問事項 市立幼稚園の入園料、保育料の設定及び収納事務。
答申はH19.12.28.まで。もう一回機会があります。

 前回の質疑への回答
・浜松市立幼稚園運営方針の値
園児一人当たりの公費負担(予算)486,689円と園児一人当たりにかかった経費424,395円の差は、予算と見込み額の差だそうです。
私は園児一人当たりに当てられた税金345,960円との比較だと思ったのですが、これは違いました。
なぜ間違えたのか。

 前回の幼稚園運営方針の園児一人当たりの公費負担(予算)486,689円とは、浜松市が出した金額ではなくて、なんと経費だったのです。
経費には当然保育料として保護者が負担した分も入っています。

 これではっきりしたことは、幼稚園運営方針での幼稚園運営経費は、極めて意図的な数字が出されているということです。
この件に関してはまた後ほど。

 行政の回答としては、いろんな意見があるので、いろいろ聞いた上で、総合的に考えてこの金額や方法が妥当と考えているそうです。
・受益者である親の負担は同じにしたい。
・民間と市立の親と税金の負担の差という問題もある。
・山間部の位置的なことから考えれば今の幼稚園は存続させることが行政の役割と認識している。
ただし地元の意思があれば、それに沿って統合とかも考える。(このスタンスは北脇氏の時から変わっていない)

 今回の私の意見は、負担を減らすべき。例えば5000円で統一する。
言うことは絞って
『都市部固有の問題である私立と市立の問題からの切り離し』
『保育料という一部分の問題から、子育てをどうしていくかという大きな視点からの意見』

・この地域では市立幼稚園は公でやる社会インフラである。
どうしても経費がかかる。その経費の93%は人件費。これは別に考えるべき。
これが高いのならばこの間議会で上がることになった給与体系が。。。(ここで苦笑を誘いました)
市立と私立の格差の問題は都市部という地域固有の問題であり、山間部とは前提条件からして違う。
違うものを一緒に議論すると、かえって非効率になってしまうから、多制度とは言わないから二制度くらいで考慮して欲しい。

・山間部では、医療・教育・社会体育や文化活動などに不便な面の負担をしている。
表面的な保育料などだけを統一するのではなく、そういった見えない部分も考慮してはどうか。

・少子化は産みたい子供の数と実際の数の乖離が問題である。
一方で少ない予算を子育てに割り当ててきた春野の施策によって、合計特殊出産率が2以上という成果が出ている。
これは子育て層の可処分所得をあげることが少子化対策になるという事例とも一致する。
現在の子育て層に適切なピンポイントの効果があるのと、それを見ている次世代によって10年後に成果が現れてくる。


 さて、極めて優秀な行政マンだと思います。私は対立とか言葉尻を捕らえたりするのではなくて、『協働』がしたいのに、
ご意見として承りますですか。そうですか。いろんな意見がありますものね。全部まともに聞いてたら収拾がつかないですしね。
私の意見がこの地域を良く考えた上での意見ですか、この地域だけのエゴの意見とでも遠まわしに言っているのかしらん。
優秀な行政マンでありますので、是非もう一歩踏み込んで、協働が目的の地域協議会という場を理解していただけないものでしょうか。(終)



同じカテゴリー(春野地域協議会)の記事
あとがき
あとがき(2010-12-06 20:56)

2年間延長
2年間延長(2009-04-24 23:58)

次回24日
次回24日(2009-04-21 23:23)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
071127 第8回春野地域協議会-2
    コメント(0)