消防団について

 今日は消防の訓練があって、珍しいポジションがきたので面食らったが、体は動くものだ。自身の職業ゆえか、性格ゆえか、入ってからずっと毎年何かしらの選手とかになっていたし、これから大変になるだろう後輩にあまり負担をかけないようにと出来るだけ自分らの代で処理してきたこともある。トータルの練習量では他の人に言われる筋合いはない。まあ、地域的に理解ある上役(Fさんとか現役Kさん)のおかげで一番大切なものを守るためにいろいろ犠牲にしても続けてきた。

 それにしても、現実を見ようとしないでしかも昔の上っ面だけの伝統しか見えていない上に、現在の社会情勢も見えていない上役にはほとほと困る。こういった連中がトップにいるから、敗戦へと突っ走るのだ。上意下達が消防団としても、無能な上司の言うことなど聞く気はさらさらない。大切なのは仲間であり、地域の維持であり、安全である。本質の分からぬものに、私を説得できるはずがない。ましてや独身で趣味をするゆとりさえある消防団バカの言うことなど何の価値もない。

 売られたけんかも買わないへたれであるが、譲れないものもある。これは宣戦布告である。大事なものを無知ゆえにつぶそうとするものを、私は許さない。

(追記11/7)来年度にあたっての決意表明であって、今年度の上司である分団長におかれましては全面的に信頼と支持をしています。


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この記事へのコメント
共感です。消防の伝統・・・・・それは崇高なる消防精神にあると思います。(自らの地域の安全は自らの手で守る)。意味のない形式を守る伝統はこの最も大切な消防精神を腐食させてしまうように思います。消防精神の腐食が団員減少の一因となっていることをもっと真剣に考えなければ消防は組織としてもはや成り立ってゆかないことを真摯に受け止めるべきなのです。
Posted by おおさわ at 2007年11月07日 09:16
猛史くん、お久しぶりです、コメミツこと川島です。
記事からは想像しかできませんので、自分の雑駁な見解を述べさていただきます。
消防団も行政も祭も民間の商品や商材もまったく同じだと思っていますが、すべてその時代やその時の社会情勢で生まれ育ってきたものだと認識しています。
ですから、時代の流れや社会情勢にあわせて、変化をしていかなければなりませんし、場合によっては消滅・淘汰されることも是ではないでしょうか?
その中でも消防団は必要な組織ではあると思いますが、消防バカになるのは行き過ぎですし、伝統を守ることに執しすることは偏りを生みますので、バランスが大切ではないかと。
愛は大切ですが、愛しすぎると嫉妬や執着を生み出し、憎悪になることあります。感謝も大切ですが、感謝し過ぎると迎合や傲慢を生み出すこともあります。要は、調和、つまりはバランスが大切だと思います。
どんなにカラダに良いものも、食べ過ぎ・飲み過ぎは不摂生になりますし、どんなに健全で有益な肥料であっても施し過ぎれば、良い植物は育ちませんから。
消防団も崇高なる消防精神(普遍的な理念・本質)を基本に、時代や社会情勢に適合する組織に変化・改善しなければならないと思います。

長々の書き込みすいませんでした。
Posted by コメミツコメミツ at 2007年11月07日 13:02
>おおさわ様

 コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、
>自らの地域の安全は自らの手で守る
という思いで集ってくれる面々の気持ちこそ大事にすべきと思います。
それを形を守るために放逐したり、人間関係を壊したりするのはもってのほかなわけで。
例えれば、外見の見栄えをよくするために、構造材から鉄筋を抜き取る行為なわけです。

>コメミツ様

 バランスが大事ですね。
そして基本さえぶれなければ、崩壊せずに解決策はあるということですね。
先日OBの方から、現在は問題を先送りしたツケが溜まっている旨をご指摘いただきました。
社会の変化のスピードに、変革がついていけないという面もあります。

 地域自体が総崩れになるような予兆がぼろぼろと出てきているこの時期だからこそ、
より良い方向に進んでいきたいと思います。

 激励いただきありがとうございます。
Posted by 鈴木猛史鈴木猛史 at 2007年11月08日 00:54
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